本大講座は,原子・分子の集合体および結晶からなる高機能材料を対象とし,化学・応用化学・化学工学・物質工学を駆使して微細構造とその変化のダイナミックスを理解し,機能設計とその実現が出来る技術者・研究者の養成を目的としています.
【キーワード】 有機ナノ構造材料,分子自己組織化,液晶デバイス材料,超分子液晶,高速電気光学デバイス,次世代表示素子,電気化学的分子スイッチ,生体模擬材料,低環境負荷デバイス材料,創発型自己組織,ソフトマター科学 【研究概要】 自然界に見られる分子の自己組織化、自発的秩序化に関する基礎化学の高度化を通じて,低環境負荷で高機能を示す新しい材料科学の創成を目指します. |
![]() 三次元超構造を有する液晶物質(ブルー相)の構造と光学特性 |
【キーワード】 電気化学,リチウムイオン電池,インターカレーション,非プロトン性有機溶媒電解液,無機化合物正極,炭素負極,熱安定性,金属・空気電池,高エネルギー密度 【研究概要】 インターカレーション反応をベースにした新規エネルギー素子の実現を目指し、 次世代リチウムイオン二次電池の材料研究を行っています。 |
![]() カルサイト型FeBO3新規負極活物質のMEM解析結果と結晶構造 |
【キーワード】 炭素資源シーケンシャル変換,コプロダクション,水素,熱分解,ガス化,素反応速度モデリング,詳細化学反応シミュレーション,化学気相浸透,ナノ細孔利用変換,CCコンポジット 【研究概要】 バイオマス,石炭等の重質炭素系資源や金属系資源を化学・エネルギー共通プラットフォームである水素・COと素材に「同時物質再生」する熱化学・触媒反応系を開発し,「持続的炭素サイクル化学体系」の構築を目指します. |
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