九州大学
総合理工学府総合理工学専攻
総合理工学研究院
旧・量子プロセス理工学専攻
旧・物質理工学専攻
先導物質化学研究所
応用力学研究所
グリーンテクノロジー研究教育センター(TREC-GT)(2018〜)
炭素資源国際教育研究センター(2007〜2018)
グリーンアジア国際リーダー教育センター(2012〜2019)
エネルギー基盤技術国際教育研究センター(2013〜2018)
シンクロトロン光利用研究センター
情報統括本部
中央分析センター
アイソトープ総合センター
環境安全センター
キャンパスライフ・健康支援センター
公的機関
研究情報
結晶・分子構造データベース
- Inorganic Crystal Structure Database (ICSD)
ドイツ・FIZ Karlsruhe – Leibniz Institute for Information Infrastructureとアメリカ・National Institute of Standards and Technology (NIST)が共同で開発している無機結晶構造データベース。収録物質は鉱物・セラミックス・合金・金属間化合物など24.3万件以上 、年約8千件追加。有償。 - Cambridge Structural Database (CSD)
イギリス・Cambridge Crystallographic Data Centre(CCDC)が開発している世界最大の分子性結晶構造データベース。有機・有機金属化合物など約110万件。有償。 - Access Structures
CSDとICSDを対象とした無償の検索サイト。CCDC番号、CSD番号、CSD Refcode、ICSD番号、化合物名、DOI、文献の書誌情報などで検索できる。 - Protein Data Bank (PDB)
大阪大学蛋白質研究所の共同利用・共同研究拠点活動として運営されている日本蛋白質構造データバンク(PDBj: Protein Data Bank Japan)が、米国RCSB PDB、BMRB、および欧州PDBeと協力して運営している生体高分子の立体構造データベース。巨大分子という特殊性からファイルフォーマットはCIFではなくPDB。17.8万件、無償。 - Crystallography Open Database (COD)
フランス・Université du MaineのArmel Le Bail教授が中心となって有志により開発されているオープンソースの結晶構造データベース。有機・無機・有機金属・鉱物など47.5万件。無償。 - American Mineralogist Crystal Structure Database (AMCSD)
Mineralogical Society of Americaの鉱物結晶構造データベース。約3千件、無償。 - AtomWork
NIMS物質・材料データベース(MatNavi)配下の無機材料の結晶構造・X線回折・特性・状態図に関するデータベース。結晶構造8.2万、特性5.5万、状態図1.5万件。無償だがユーザ登録が必要。 - 結晶構造ギャラリー
産総研。燃料電池・蓄電池関係を中心に123種。無償。 - 日本化学物質辞書(日化辞web)
JSTが作成する国内最大規模の有機化合物辞書データベースで、物質の名称、分子量、構造情報、各種法規制番号等が収録されている。Mol形式の分子構造データが入手できる(多くの場合、水素原子は省略されている)。無償。 - Powder Diffraction File (PDF)
International Centre for Diffraction Data (ICDD) が提供している回折パターンデータベース。古くは ASTMカードやJCPDSカードと呼ばれていた。全体では約100万件、有償。
物性データベース
- J-GLOBAL
日本化学物質辞書Web(日化辞Web)とJ-GLOBALは2016年3月に統合した。J-GLOBALで日化辞Web相当の化学物質目的別検索機能を利用できる。 - NIMS 物質・材料データベース(MatNavi)
高分子データベース(化学構造、重合、加工、物性、NMRスペクトル等)、無機材料データベース(結晶構造、状態図、物性等)、金属材料データベース(密度、弾性係数、クリープ特性、疲労特性等)、電子構造計算データベース(第一原理計算によるバンド構造等)など、十数種類の材料データベースで構成された統合データベースシステム。無償だがユーザ登録が必要。 - 産総研 研究情報公開データベース一覧
環境、生命工学、地質調査など多岐にわたるが、計量標準として有機化合物のスペクトルデータベース (SDBS)、分散型熱物性データベース (TPDS-web)、標準物質総合情報システム、固体NMRスペクトルデータベース(SSNMR_SD)を含む。無償。 - Free SRD
アメリカ・NISTが提供している無償のデータベース一覧。
データ集・ハンドブック等
- 原子量表 (2023)
日本化学会 原子量専門委員会では、原子量についての国際純正・応用化学連合(IUPAC)の決定に基づき、毎年原子量表を作成している。また、同委員会では、IUPACで承認された最新の情報に基づき、4桁の原子量表を独自に作成している。最新の原子量については、IUPACのCIAAW(Commission on Isotopic Abundances and Atomic Weights)のホームページを参照。また、過去の原子量表はこちら。 - 化学で使われる量・単位・記号 (2023)
日本化学会 単位・記号専門委員会では、量・単位・記号についての国際純正・応用化学連合(IUPAC)の決定に基づき、毎年「化学で使われる量・単位・記号」を作成している。過去の単位記号表はこちら。 - Handbook of Mineralogy
アメリカ・Mineral Data Publishingから出版されていた5巻もののハンドブックで、第1巻初版は1990年、再版は2003年。2001年に著作権がMineralogical Society of Americaに移譲されオンライン化された。5019種の鉱物の各ページがPDFで入手できる。現在も拡張・整備中。無償。オンライン版を論文等に使用する場合は以下を引用すること。
John W. Anthony, Richard A. Bideaux, Kenneth W. Bladh, and Monte C. Nichols, Eds., Handbook of Mineralogy, Mineralogical Society of America, Chantilly, VA 20151-1110, USA. http://www.handbookofmineralogy.org/.
アプリケーション等
- 門馬綱一氏のVESTAのページ
VESTA(Visualization for Electronic and STructural Analysis)は、結晶構造、分子構造、電子・核密度等の3次元データ、及び結晶外形の構造可視化プログラム。現在も開発が進行中で、最新版は2022年8月11日版のver. 3.5.8。Windows、macOS、Linuxの3大プラットフォームで動作し、非商用の用途には無料で配布されている。VESTAを論文の図等に使用する場合は以下を引用すること。
K. Momma and F. Izumi, “VESTA 3 for three-dimensional visualization of crystal, volumetric and morphology data,” J. Appl. Crystallogr., 44, 1272-1276 (2011). - はじめてのVESTA
VESTAの基本的な使い方の紹介。「材料情報学特論Ⅱi」(大瀧教授分)の講義資料の抜粋増補版。 - ImageJ/ImageJ2/Fiji
ImageJは、NIH(米国・国立衛生研究所)が提供している無償の画像処理ソフトウエア。Mac用に開発されたNIH Imageから発展したもので、Java仮想マシン上で動作するのでWindows/macOS/Linuxで利用可能。現在はImageJ2にバージョンアップし、 多くのプラグインをバンドルしたFijiも配付されている。 - ImageJ日本語情報
ImageJ 旧公式サイトの“ImageJ User Guide”の日本語訳がある。
お役立ち
- E4M (Elements for Materials)
材料科学に役立つWebツールを独自開発・提供し、研究者・学生の研究活動をサポートするWebサイト。
JREC-IN Portal掲載コンテンツ
- 「広がる博士の活躍 —社会からのメッセージ—」
※社会で活躍する博士、博士の活躍を期待する採用機関、就職や転職を支援する機関からのメッセージです。ご自身のキャリアパスの参考に、ぜひご覧ください。 - 「研究人材のための5分間キャリアップ読本」
※大学院生や現役の研究者、またその支援を行う立場として研究に関わる人に向けて、自らを成長させていくための20の道しるべ。
おすすめ
- 「教授からのメッセージ」九州大学生体防御医学研究所細胞機能制御学部門分子医科学分野(中山敬一研究室)
「内容が過激だから」という理由で掲載されなかった「幻の原稿」のweb版。中山先生は34歳で九大教授になった方なので、私とは全く格が違うというべきだろうが、歯に衣を着せぬ意見で面白い。ある意味かなり偏った意見で、賛否両論あるだろうし、「私にはここまでは言えんな」とも思うけど(だから私は凡人なのかな)、本質的には私も非常に近い考え方をしていると思う。最近、書籍にもなったらしい。 - 「大学院・研究者を目指す人へ」長崎大学水産学部海棲哺乳類研究室(天野雅男研究室)
アメリカの生態学系研究室で広く読まれている文章の日本語訳。二人の研究者が、一見相反する意見を書いているが、結局言いたいことは似ている。博士課程進学者を対象に書かれているが、修士学生の心構えとしても大切なことが書いてある。